昨日、干したてのふかふかお布団の誘惑に勝てず
うっかりお昼寝をしてしまいました。
そうしたら案の定、夜寝付けなくなってしまい
明け方までベッドでグルグルと寝返りを打つはめに。
子供か

先日、始めてのお高い軽量粘土「パジコ ハーティソフト」をこねたときに
思いついて、こんなものを作りました。
メロンパンのコンセントキャップです。
コンセントにメロンパンがぽこっと付いてたら
さぞや可愛かろうと思って作成。
出来上がりは想像通りかなりおチャメな感じで満足だったんですが。
コンセントって、当然電気が通ってる部分なので、
可燃性のものをつけるのはどうなのよ?
っていう不安が頭をもたげてきてしまいました。
コンセントに直接入る部分は、もちろん製品のプラスチックですが
きわめて近い位置に樹脂粘土のパーツが来るので、
万一雷なんかで放電が発生したときに
可燃性が高いものであれば燃える危険があるのでは?
どうしても気になったので、こんな実験をしてみることにしました。
実験に使うパーツを作成。
すべて「パジコ ハーティソフトホワイト」で
同じ大きさに作ったパーツです。
左から順番に
1.着色+シュガーパウダー+ニス
2.着色+ニス
3.そのまま(仕上げなし)
使用した着色料とニス、シュガーパウダーはそれぞれ、
・着色料⇒タミヤ 焼き色の達人
・ニス⇒セリア 水性ツヤ出しニス/ダイソー ネイルトップコート(ツヤなし)
・シュガーパウダー⇒セリア スイーツデコ材料のシュガーパウダー
ニスはパーツの中央から半分づつに分けて塗装しておきました。
いずれも製作から1週間経過して完全に乾燥した状態です。
わたし一人では不安なので、保護者の理系男子、ぱぱさん監修の元
実験する装置はこんな風に準備。
鉄製の燻製なべにアルミの燻製皿を置き、
災害対策用に購入した巨大ろうそく(以前イケアで購入)を設置。
ストップウォッチを準備した上で、それぞれのパーツを
炎の一番温度が高いところに近づけて炎上までの時間を計測。
まず、何も塗っていないハーティソフトのかたまり。
最初はまったく反応がなくて、あれ?燃えない?と思いましたが。。。
続いて着色+ニスのもの。
うわ~~

最後に着色+シュガーパウダー+ニス
ぎゃ~~~~

まあね。
予想はしてましたよ。
ニスなんて、塗るときからして揮発臭がするんだもん。
当然良く燃えるだろうな~とは思ってました。
でも。でもね、ちょっとは期待もしてたんですけどね。
結果は以下のとおりです。
〈そのまま(仕上げなし)〉
10秒 焦げ始める
30秒 発火炎上
〈着色+ニス〉
2秒 発火しそのまま炎上
〈着色+パウダーシュガー+ニス〉
5秒 発火しそのまま炎上
何も仕上げをしないものが一番燃えにくいという結果でした。
とはいえ、30秒足らずで完全に炎上してしまったので、
発火性はそれなりに高いという判定ですね。
ニスの種類による発火性ですが、水性ツヤ出しニスと
ネイルトップコートではほとんど差はありませんでした。
ついでなんで、この燃えカスを
そのまま10分間水の中につけて、耐水性のテストもしてみました。
〈そのまま〉
表面が溶け出してデロデロになりました。
〈ニス〉
水性艶出しニスは、10分後も皮膜を保っていました。
ネイルトップコートも溶けていませんでしたが、
こするとはげて、中の粘土はやや溶け出していました。
〈シュガーパウダー+ニス〉
10分間の浸水では、ほぼ表面に変化はありません。
こすってみてもすぐにははげませんでした。
強くこすったらボロッと取れましたが、
これは隙間から入り込んだ水が粘土を溶かしたものと思われます。
はあ~。
時間を掛けて実験してみたけど、
望む結果にならずにとっても残念です。
せっかく可愛く出来たけど、メロンパンのコンセントキャップは
使用不可のため廃棄処分と確定

で、ガッツリ落ち込んでたら、見かねたパパさんが
「コンセントに直接触れない=コンセントキャップの上に
接着すればいいんじゃないの?」
って別の形のコンセントキャップをくれたので、
急遽こんなものを製作。
元々ダイヤの形のかなり厚みのあるコンセントキャップ。
瞬間接着剤3000多用途タイプでダークチェリーデニッシュをON!
うーん。。。微妙。。。
可愛いっちゃ可愛いけど。
最初のコンセプトの「コンセントからパンが生えてる」
って感じじゃなくなっちゃいました。
これで今日の実験は終了です。
なんか難燃性のいい仕上げ剤でもあればいいんですけど。
また何かよさげな物があれば、トライしてみようと思います

午後はどうしようかな。
とっても眠いけど、またお昼寝してしまうと
夜寝付けないという悪循環にはまるので、
何とかがんばって起きてなくっちゃ
