最高級×プロ仕様=?(久々のフランスパン)

寒いです。
今日、東京は初雪を観測したそうです。
朝起きたころには、雨が降ってるか降ってないかというくらいでしたが
雪が降ったといわれれば納得な寒さでした。
日中もほとんど気温が上がらず、
おうちにいてストーブを焚いてても足元がスースーします。
外で働いてる方たちはさぞ大変なのではないでしょうか。


あんまり寒くて身体が動かないので、
テンションもやや低めでスタートしたねんど遊びですが、
粘土をしまっている引き出しを開けたら、
そんなどんよりな気分は吹っ飛びました 

なんたって、触ったことないステキ粘土がいくつも入ってるんだもん 

今日はこれをこねてみようと思います。

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最高級樹脂粘土「パジコ モデナ」でございます。
先日こねた「ハーティソフト」が”プロフェッショナル仕様”で
今回の「モデナ」に至って、はついに”最高級”です。
あぁもぅ、、、緊張しますってば。
だって、ハーティソフトが定価で600円(税別)なのに比べても
モデナはなんと1000円!
単純に言うと、いつもの「かる~いかみねんど」の10倍のお値段。
そりゃもう、わたし的には失敗なんて絶対許されないレベルです。

眺めてても仕方ないので、とりあえずこねます。

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第一印象は「ねっとり」。
毎回同じようなこと言ってますが、
これまで触ったことがない手触りです。
今まで使った粘土のなかで、一番滑らかで吸い付くような手触り。
が、伸びません。
引っ張ると、柔らかな手ごたえのままスッと千切れます。
ハーティソフトが餅のようにどこまでも伸びたのに比べると、
いっそあっけないくらいの伸びなさ加減です。
そして、恐ろしく滑らか。むしろツルンツルン。
こねているだけで、磁器に触ってるみたいな肌理の細かさが伝わってきます。
なんて滑らかなんでしょう。なんてツルツルなんでしょう。


そして、整形に取り掛かる前にわかってしまいました。
これはパン向きではない。。。。 

またしても粘土選び失敗ですか。。。
ていうか、ホントに買う前にちゃんと調べたのかと
自分を問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
遅ればせながら、念のためにネットでいろいろ検索しました。
やっぱり皆さん、フルーツや透明感のあるものを作るのに
使ってらっしゃるようで。
ポソポソした質感のケーキやクッキーには不向きという感想が
多いようです。

うふふ。
どうしよう 
パン作りあきらめる?
あきらめてなんか別のもの作ってみる?


が、しかし。
いろいろ調べている中で、フェイクフードを作っている作家さんが
「2種類の樹脂粘土を混ぜて使用している」という記述が
かなりたくさん出てくることに気づきました。
単体では出せない特性を、違う粘土と混ぜることで補い合えるという
なんかすごくステキなレビューも見つかりました。

これ?
わたしが進むべき道はこれなの?

しかし、モデナと同じメーカーで手元にあるのは
プロ仕様のハーティソフト様だけ。
なんか単体で使うだけでも緊張するのに、
混ぜてしまうなんて許されるんだろうか。。。 
でも、パンが作れないんじゃ、どんな高級粘土も宝の持ち腐れ。。。

えーーーーい!混ぜちゃえ!!

混ぜました。

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あら、色が違う。
モデナのほうがややアイボリーがかった色してました。
もうやけっぱちなので、とにかくこねる。
で、捏ねてこねて捏ねまくった結果、
モデナ単体のときよりはるかに伸びがよくなる。

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しかしハーティソフト単体よりはぜんぜん伸びない。
手触りはツルツル感が薄れて、ちょっとサラサラになりました。
そして、こねてる間にどんどんベタベタになってきた。
わたしは素手ではなくて、ニトリルという合成ゴム製の
手袋を着用しているんですが、手袋の表面に
粘土がねばねばと付着するくらいにべたつきます。
こんなにべたつくのは、セリアの「かる~いカラーかみねんど」や
ダイソーの「ふわっと軽いねんど」以来。
とはいえ細工が出来ないほどのべたつきではないので、
そのまま作業を進めます。

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本当にお久しぶり。
フランスパンのバケットとバタール。
粘土がとても柔らかくてややべたつきがあるので、
思ったよりクープを作るのに手間取りました。
その代わりというか、細かいフチの立ち上げなんかは、ものすごく扱いやすい。
ほとんど力を入れなくても、思ったとおりの形になってくれます。
ただ、ちょっと乾燥が速いかな?
いじってる間にどんどん表面が乾いて硬くなる感じがします。
さっきまでベタベタだったのに、もう歯ブラシの跡がつかなくなってる。
これもハーティソフトとは大きく違うところ。
ハーティソフトはいじっている間はほとんど柔らかさが変わらず、
最後まで好きなだけいじくり倒せたんでした。

しかしこの粘り、ベタベタ感、すごくなんかに似てる。
そうそう。まさにパン生地。
一時発酵が終わったあとの、良く伸びるパンの生地にそっくり。

ってことは待てよ?
長年(ていうほどでもないけど)の懸案だった
ベーコンエピとか作れるんじゃない?
これならちょっと押し曲げても、ボソッと千切れることは
ないんじゃないのかな。
マイドリーム、フクラミング ナウ 

まあ、次に大物を作るのは、今回のパンが乾いて
色をつけて、金具を刺してみて、強度を確認してみて、
実際に使えることがはっきりしてからなんですけどね。
なんて長い道のりでしょ。。。 

で、フランスパンのクープからほじくり出した粘土が
ほんのチョビットだけあまったので、
この伸びと柔らかさならもしやと思ってやってみました。

餃子。

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前回「セリア かる~いかみねんど」で作ったものより
一回り小さいサイズしか出来なかったんですが、
なんと、手びねりで皮を包むことが出来たんですよ ^^;
前回はねんどべらを使っても、ちゃんとしたヒダを作るのに
もんのすごく苦労したってのに。
きれいにとはいきませんでしたが、手袋はめた指先だけで
ちゃんと切れず伸びずにヒダが作れて感激。

やっとわかってきました。
粘土にもいろいろ特性があって、
その性質に合ったものを作れば良いものが作れるんだって。
遅いよ。自分。

で、結局のところ、どの粘土がパン作りに一番適しているかは
まだわかっておりません。
今回のプロ仕様×最高級が最適なのか、
それとももっと他にあるのか?
出来ればなるたけお安くお願いしたいというのが正直なところ。
なんせ主婦の趣味なんで、これ以上お金を掛けるのは
ちょっと心が痛む   っていうか財布が痛む 
作りやすくて美しく、しかも丈夫に仕上がる上に
お値段控えめなんて、ムシが良すぎるのはわかってますケド。


さて、粘土が高級すぎてたくさんこねるのは
ちょっと精神的にきついので、
今日のパン作りはここまで。
で、現在乾燥中で仕上げ待ちのものたちを
ちょこちょこ進めておきましょう。
まずは、いつもの「タミヤ 焼き色の達人」で基本の着色。

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これだけでは焼き色がたりないので、
さらにアクリル絵の具で追い焦げ目。

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これで、今乾いているパンは全部着色が終わりました。
このあとの工程は、いよいよアンパンのアンコや白あん、
ジャムパンのイチゴジャム作り。
そしてさらに、初めての挑戦、デニッシュのトッピングたち。

一度作ったことがあるアンコはともかくとして、
イチゴジャムやフルーツにかけるソースは
どうやって作ろうか、本当に悩み中です。
とろみや色の濃さ、それぞれ全部違うので
手持ちの材料のどれを組み合わせれば希望の物が出来るのか。。。

で、ちょっと考えてることがあって、
こんな実験を始めてみました。

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この実験については、結果が出たら
覚書としてブログに載せておこうかと思ってます。
果たして希望通りの素材は得られるんでしょうか。。。
乞うご期待♪


さ、今日も一日楽しく粘土で遊びました。
寒すぎて、お買い物にも出ずに引きこもっちゃったんで、
冷蔵庫の有りものを総動員でご飯作らなきゃ。
寒い中帰ってくるパパさんのために
おいしいご飯、がんばるよ