敗北の苦い果実(粘土デニッシュのトッピング)

本日は2回目のブログ更新です。
続き物ではないので、相互にリンクは貼っておりません。
興味を持って下る方は、右側の「最近の記事」から
「ボンドvsセメダイン(ソースの着色実験)」をみていただけると
うれしいです。

------------------

一晩掛けたデニッシュパンのトッピングソースの実験。
結果を忘れちゃわないうちに、デニッシュのトッピングに
取り掛かろうと思います。

まずは以前トライしたことがあるアンパンと、
その兄弟たち。

白あんから作ります。
アンコは、アクリル絵の具+木工用ボンド。
最初にアクリル絵の具で完成形の色を作ってしまい、
あとから木工用ボンドを加えます。
木工用ボンドは最初白くて色が薄く見えますが、
乾くとボンド分だけ透明になるので、
最初に色を作ってしまうのがポイントだと思われます。
で、アンコ特有のちょっとボソボソした感じを出すために
以前乾燥した造形粘土をおろし金ですり下ろして作った粉を
ガッツリと混ぜます。
ボソボソ感を強調したいので、ねっとり感が出る
木工用ボンドは絵の具の1/3程度にしてみました。

DSC_1030.JPG

よ~~~く練り合わせたら、口をあけたパンにIN!
って勢い良く書いてますが、実際は爪楊枝を使って
恐ろしくびくびくソロソロとやってます。
あんこの詰め口が小さい上に、ボンドが垂れそうになるんで
せっかくのパンを汚さないように必死。

続いてうぐいすあん。
こちらも作り方はまったく一緒。
黄緑+白のアクリル絵の具+粘土粉末と木工用ボンド。
あんを詰め終わったら、以前「ハーティホワイト」のあまりで作った
グリーンピースを入り口にちょっと乗せておしまい。

粒あんも手順は同じです。
アクリル絵の具(バーントアンバー)に造形粘土の粉を混ぜ、
ボンドを混ぜてパンに詰め込みます。
こちらも以前レーズンを作ったときに出たあまりの粘土製の
黒い小さいツブツブをトッピングしておしまい。

アンパン4兄弟。

DSC_1032.JPG

木工用ボンドが乾燥するときに少し縮むので、
作りたては口からあふれんばかりのアンコも
やや落ち着くと思われます。
あんが乾いたら頭にツヤ出しニスを塗って完成です。

さーて。
ここから本番。
デニッシュになにをトッピングしようかな~~♪

まず粘土フルーツの土台になる、
カスタードクリームを作りましょう。
これもアンコと基本一緒です。
白+レモンイエロー+クリームイエローのアクリル絵の具で色を作り、
こちらはとろみを出すための木工用ボンドをほぼ等量足してみました。

DSC_1034.JPG

初めてのクリームなので、乾燥したらどうなるかちょっと心配。

さて、いよいよフルーツを盛りますぞ!


。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。 

作成中の画像が撮れてませんでした。。。
って言うより、あまりにも思い通りにいかなくて、
写真撮ってる余裕がありませんでした。

あたし、センスない。

本物デニッシュの画像とか見るととっても可愛くておいしそうなのに、
それを見ながら作って何でこうなっちゃうのか 

DSC_1036.JPG

なんかもっとこう、
もうちょっとステキにならないもんか。

思えばわたし、普段のご飯からして
盛り付けセンスが壊滅的にないんだった。。。 

反省点はいっぱいありますが、
まずフルーツのサイズがぜんぜん合ってませんでした。
杏と桃缶は小さすぎ。
チェリーは色が黒すぎ。
カットフルーツは形悪すぎ。
そして、クリームのしぼりり出しが出来ないのが致命的。

あーもー
あーもー 

ほんと、落ち込みました。
まだ肝心のソースとか砂糖衣とかかけてないんですが、
やる気激減です。
木工用ボンドを使っているので、乾燥に一晩かかるとして
明日の朝これ見て、少しはやる気が戻ってくるのかしら。。。。
ソースやツヤ出しニスを塗ったら、少しは見られる物になるのかしら。
。。。。心配

デニッシュ。パンの部分を作るのはめっちゃ楽しいのに
トッピングがこんなに難しいとは。。。挫折しそう。。。
盲点だった。まじで10年早かった。


今日は、デニッシュのトッピングが終わったら
何か新しい粘土をこねようと思ってたんですが、
完全にメンタルブレイク食らっちゃったので
新しいものに手を出す元気なくなっちゃいました。

まだ遊ぶ時間は残ってるのに。。。。 


で、気がついたら葉っぱちねってました。

DSC_1038.JPG

最近粘土で失敗して落ち込むと、
無意識に何かをちねってる気がします。
気がついたらかなり大量の葉っぱが出来上がってました。
これも手順なんかはまったく考えていません。
「ダイソー 樹脂粘土」の緑に、アクリル絵の具の白とレモンイエロー。
適当に混ぜて練って、ちぎって潰して端っこをつまんでおしまい。

明日元気を取り戻して、デニッシュのトッピングを再会するときに
なんか飾り付けの足しになってくれるといいんですが。


さ。
過ぎたことは忘れよう。
ダメなもんは考えてもダメ。
明日は明日の風が吹く。

後ろ向きの格言や言い回しにはやけに詳しいわたしです。
ふ。。。ふふふ。。。。 



今夜はパパさんリクエストで、「ほぼ大根のみおでん」です。
気を取り直して出汁用の牛筋仕込まなきゃ。

あ~した天気にな~~れ~ 

ボンドvsセメダイン(ソースの着色実験)

いや~寒いです。
昨日に引き続き、キンキンに冷えております。
洗濯物を干そうとテラスに出てみましたらば
手すりがガッチガチに凍り付いてしまっていて、
タオルを干すことが出来ませんでした。
雑巾で拭こうにも、カッチンカッチンで手も足も出ない状態。
早々にあきらめてハンガー使いました。

このところ悩んでいる、デニッシュのトッピングのフルーツソース。
ネットで調べても見て有効な情報もたくさんあったんですが、
ベテランの作家さんの多くはちゃんとした製品や
お高い粘土を使っている方が多くて、
ちょっとすぐに手が出るようなものはあまり見当たらず。
そこで、手元にある材料でソースを作るのに
なにが一番適しているかを自分で実験してみようと思い立ちました。

試してみる材料はこちら。

DSC_1009.JPG

着色料:
「ダイソー ガラス絵の具」・アクリル絵の具
基材:
木工用ボンド・水性ニス・セメダインスーパーXG

セメダインは、100均のセメダインCも考えたんですが、
すでに一度試していて糸引きが激しくて使いにくかったので除外しました。
セメダインスーパーXGは、プラスチックなどの接着に
非常に強力な接着剤で、レジン用に手元にあったものを使用。

こんな風に、着色剤と接着剤をクリアファイルに出してみました。

DSC_1010.JPG

色の混ぜ具合ですが、あまり厳密に計っていません。
大体爪楊枝の先で3回くらいなアバウトな感じで混ぜています。
硬化した結果をみて、使えそうなら混色の割合も試そうと思って。
量もそれほど厳密ではありませんが、どれも
「こんもり盛り上がる」程度に盛ってみました。
硬化したときにどれくらい嵩が減るのかも重要なポイント。
このまましばらく放置します。

2時間後。
DSC_1013.JPG

セメダインスーパーXGだけは、さすがの速乾性でほぼ硬化しましたが、
寒いせいか、他のものはまだ完全に固まっていませんでした。
木工用ボンドが意外と固まっていなくて驚き。

そして、一夜明けて今朝の状態。

DSC_1026.JPG

すべて完全に硬化しました。

フェイクフード作家さんがソースを作るときに、
セメダインスーパーXを使っているというブログを多く見かけたんですが
なるほど納得の結果です。

わたしなりに簡単にまとめると、こんな感じでしょうか。

着色料:
☆ガラス絵の具
そのままでも透明で、そのままソースに使えそうです。
硬化後も弾力があり、やや広がるものの、
ツルンとした表面に使わなければそれなりに嵩も保てそう。
他のものと混ぜたときに、かなり色が薄くなります。

☆アクリル絵の具
当然不透明なので、そのままでは使えません。
が、色がしっかり出るので、使い道は多そうでした。

基材:
☆木工用ボンド
白いので、色を混ぜるときに分量が難しい。
特にアクリル絵の具は、混ぜすぎると絵の具そのままの色に
なってしまいます。
爪楊枝3回でほとんど元の色と変わらないくらいになりました。
ガラス絵の具との混色は、透明度は高いものの
気泡が出来やすく消えにくいという欠点がありました。
乾燥するまで色や気泡がわかりにくいというのは難しいですね。
ただ、他のものと比べて、乾燥中にそれほど広がらず
たれ落ちにくいという利点もあります。

☆水性ニス
他のものと比べると、混色は非常にフラット。
均一に色が混じります。
ただし、嵩が減り、ペッタンコになりました。
また、他のものに比べて柔軟性が低く、当然接着剤でもないので、
クリアファイルからペロっと剥がれ落ちてしまいました。
アクリル絵の具との混色には向いていません。
絵の具の粒子が分離して、そのままツブツブと見えてしまいました。

☆セメダインスーパーXG
乾燥後のツヤと発色はピカイチ。
多くの作家さんが愛用しているだけのことはあります。
ほぼ透明なので、混色のときに完成形の色味で作れるのも大きいです。
わたしが使った速乾のXGではなく、通常のXタイプを使えば
さらに作業しやすいのではないかと思います。
近所に売ってないんだよなあ。。。X。
欠点は、寒いとものすごく硬くなること。
今回色を混ぜた中で、一番苦労しました。
乾燥中に滑らかになりましたが、作業時は
ほとんど柔らかめの粘土を混ぜているような感触でした。
ソースとしてこのまま掛けるためには、
一度暖めないとダメな感じ。
暖めると硬化速度が速くなったりしちゃわないのかな。
そこが心配。

で、結果的になにを使うかですが。
現時点ではこんな風に考えています。

☆グレーズ(薄く溶けた砂糖衣)
⇒ガラス絵の具そのまま。または+水性ニス。
ガラス絵の具の白は本当に色が薄いので、
他のものと混ぜるとほぼ色がない状態になります。
ニスだけは平均的に混ざるので、濃い目に混ぜれば
さらさらとして使い勝手がよいかも。
ガラス絵の具そのまま、または他の接着剤と混ぜた場合、
粘度の違いからかフチの部分の色が薄くなりやすいので、
元々色が薄いグレーズには難しいかも。
☆アイシング(厚みがある白やパステルカラーの砂糖衣)
⇒アクリル絵の具(白)+セメダイン
木工用ボンドでもいけそうです。ただ、セメダインのほうが
ツヤッツヤになります。
☆ジャム(フルーツソースも同じ)
⇒基本ガラス絵の具そのままでいいかな。
ソースにして上からかけるときに
色が濃すぎたり、フラットになるのが気になる場合は
ガラス絵の具+セメダインかな。
色味はニスがいいんですが、サラサラすぎて流れてしまいそう。
☆チョコソース
⇒アクリル絵の具(茶)+セメダイン
ガラス絵の具を混ぜるより、アクリル絵の具の
不透明感が合ってると思われます。
☆バター
⇒ガラス絵の具(黄)+水性ニス
木工用ボンド、セメダインでも薄く混色すれば可能そう。
でも、ニスが一番薄ぺったくなるのと、気泡が出ないので
これだけはニスが一番合うと思います。


もう、びっくりするくらい、
ガラス絵の具とセメダインスーパーの圧勝でした。
なんといっても「透明感」「ツヤ」「嵩の減りが少ない」の
3点が揃っているのはこの組み合わせでした。

ただ、セメダインを使っている方のレビューで
必ずといっていいほど出てくる問題点が一つ。
時間の経過で変色(黄変)するということ。
紫外線で変色するのはレジンなども一緒なんですが、
それが比較的早くて顕著ということ。
数ヶ月で赤⇒オレンジ色くらいに色が変わった例が出ていました。
う~ん。。。
紙粘土パンをそんなに何年も使うという想定はないから
かまわないっちゃー構わないんですけどね。
とりあえず今回作ったこの実験材はこのまましばらく保管して
色の変化についてもチェックしてみようかと思っております。


さてさて、着色の目安もわかったことだし、
いよいよデニッシュの仕上げに取り掛かりますか。
それともその前に、何か他のパンを作ろうかな。
まだあけていない高級粘土があるんだよなぁ。。。
悩ましいなぁ