いつもは夕方までには遊び終わって、
そのままブログを書いてしまうんですが、
今日はちょっとタイミングを逸してしまいました。
おなかいっぱいだとなんかデロ~ンとしてしまって
イマイチ頭が働きませぬ。。。。

昨日、粘土で作ったパンの原型を
プラスチック粘土「おゆまる」で型取りして
フランスパンとフレンチクルーラーの型を作りました。
で、昨日はそのままほかの事をやってしまったんで
改めましておゆまるの型で粘土パンが量産できるか
実験をしてみます。
使用する道具と材料です。
昨日作った「おゆまる」の型。
粘土が型からはがれやすくするための剥離剤「パジコ モールドオイル」。
オイルを塗るための綿棒。
「パジコ モールドオイル」は、シリコン製のモールド(抜き型)用の
剥離剤です。
粘土用となってはいますが、UVレジンでも使用するので
手元にありました。
このオイル、元々キャップに刷毛が付いているので
そのまま刷毛で塗ることが出来て便利です。
綿棒は、まあ、オイルが付きすぎたときに塗り広げる用?
早速試してみようと思います。
最初にトライする粘土は、一番よく使っている
「セリア かる~いかみねんど」。
型につめたときから、いや、もっと言うと
粘土を取り出した瞬間からわかってました。
こりゃ無理だわ。
粘土が柔らかくて粘度が低すぎるので、
型から外すことが出来ませんでした。
簡単そうなフランスパンの型でこのアリサマ。
紙粘土はどうやら型抜きには向いていなさそうなので、
ならば、ここは樹脂粘土の出番でしょう。
散々悩みました。
最近よく使うようになった「パジコ ハーティソフト」と
「パジコ モデナ」の1:1ミックスを試そうか。
でも、ミックスは軽量粘度のハーティが半分入っている分
軽くて柔らかすぎて、やや密度が落ちる感じがします。
たぶん無理。
結局ものすごく悩んだ結果、「パジコ モデナ」を
単体で詰めてみることに。
モデナはとてもなめらかで密度が高く、粘度も充分な粘土。
これでダメなら、手持ちの粘土は全滅です。
おお!抜けた!
取り出すときにやや抵抗はありましたが、
比較的簡単にスポッと抜けました。
こういう単純な形ならいけそう。
さて、問題はこちらです。
フレンチクルーラーは、中にたくさんの割れ目があって
細かいヒダや突起がボコボコ付いてます。
粘土が引っかかる部分が多いので、抜けるかどうか微妙。。。
----画像ありません-----大失敗でした----

ぜっんぜんダメでした~。
抜けるどころか、型の中に大量の粘土がこびりついてしまい
指や爪楊枝でほじくっても完全に取れない状態でした。
やっぱりね。
予想はしてたから。
型を作ったときから、この型は粘土には無理だろうなって思ってたから。
内部の造形が細かすぎる型は、粘土が食いついてしまって
外から引っ張る力では抜けず、
逆に粘土が千切れてしまうということです。
なんとなく、樹脂粘土ならいけるかも、って思ってましたが
ま、想定の範囲内。
残念ながらこの型は分解して、おゆまるの再利用にまわします。
問題は、型取りに失敗したモデナ。
型から掘り出そうと四苦八苦しているうちに
表面がやや乾燥してきてしまいました。
これを未使用の袋に戻すのはちょっと気持ち悪い。。。
仕方ないので、最高級樹脂粘土でちねりました。
イチゴ、見た目は簡単そうでしたが、
とんでもなく難易度が高いっす。
形作るところまでは簡単ですが、
種のポチポチをきれいにつけることが出来ません。。。
なぜなんだ~~~

あまりにも可愛くできないので、
キーってなってしまい、途中で放棄。
残りの高級樹脂粘土はカットしてカットフルーツになりました。
もったいない。。。

モデナを無駄にしてしまったのがこたえて、
なんか粘土をこねる元気がなくなってしまいました。
ところで昨日思いついて作ったコレですが。
おゆまるの型の原型用に作成した、
「ダイソー 樹脂粘土」製のスライスオレンジ。
今日見たら、ほぼカリッカリに乾燥しておりました。
薄くてちっちゃいので早いですね。
なので、失敗してしまったパンの型抜きのリベンジで
UVレジンのスライスオレンジにトライしてみようかと。
おゆまるの型です。
樹脂粘土製のスライスオレンジを、
平たいプラケースに詰めたおゆまるくんに
グググっと押し付けて作りました。
全部で8個のオレンジがあったので、3つに分けて作成。
レジンはオレンジ色に着色しておきます。
その他のレジンの扱いについては今回はスキップ。
型に着色済みのレジンを流します。
そしてUVランプで硬化。
予定通り、きれいに硬化できました。
このあたりの手順は前からレジンをいじっているので
特に問題なく完了。
オレンジの周りのワタの部分と外側の皮に、
アクリル絵の具を使って着色します。
完成。
うーーん。。。
オレンジの透明度は問題なし。
っていうか、思ったより透明でちょっと笑ってしまいました。
そうだよね、レジンだもんね。
そりゃ、ガラス並みに透明になるわ。
その分アクリル絵の具の色付けが難しいです。
地が完全に透明なので、絵の具の色が強く出すぎてしまいました。
色づけはちょっと作戦を練らないとならないけど、
オレンジが作れることはわかりました。
今度時間があるときに、もっと精度を上げられるように
工夫してみようと思います。
2日間にわたって張り切ってトライした、
おゆまる粘土型作戦。
ちゃんと考えて原型を作らないと意味ないってことで
今回はわたしの完敗です

考えて原型作っても量産する予定がないんじゃ仕方ないんで、
おゆまるの粘土型はたぶんコレっきりになるでしょう。
まあ、ずっと気になっていたことが試せたので
気は済みました。
そしてまたしても新しい課題が出来てしまいました。
美しいミニイチゴの作り方と、
レジンオレンジの着色。
今日は、まったく新しい粘土パンをこねられなくて
ちょっとストレスたまっちゃいました。
フルーツ作りの課題は後回しにして、
明日は何か粘土をこねたいな。
しかし、久しぶりにレジンやったらちょっと楽しかった。
レジンもちょこちょこと復活しようかな~
