桜が散っちゃったな~~なんてのんきなこと言ってたら、
もう4月も20日なんですね

やばいやばいやばい。
春に浮かれてお仕事が手につかず、かなり追い詰められた状態でございます。
あ~。。。毎月そうじゃん、という声も聞こえてきそうですが、
それはそれとして今月特にやばいです。
月末からはゴールデンウィークに突入しちゃうので、いつもより余裕ナッシング。
さすがのくらげも慌てております。
さて、粘土遊びの方ですが、こちらも軽く停滞気味です。
1/12パンが一段落して、このあと何を作ろうか決めかねてる状態なんです。
このまま1/12サイズの食器やら他のフェイクフードやらにトライしてみるか、
それとも先に品薄になった約1/6粘土パンマグネットに取り掛かるか。
まあどっちでも良いようなもんなんですが、
やり始めちゃうとまたしばらくかかりきりになるのは目に見えてるので、
どっちも手が付けられずに悶々としているところ。
とは言え遊ばないと身体に悪いので、とりあえず単発でひとつ
1/12のパン籠を作ってみようと思い立ちました。
フェイクフードでも食器でもないエコクラフト的な物なので
現実逃避にはちょうどいいかと思って

以前、100均の紙テープを使って、パン籠を作ったことがありました。
こういうやつです。

今日付を見たら、去年の3/6にアップしたブログの画像でした。
うわわ。。もうそんなに経ってたのか

余談ですが、この画像探してて気づいたら、前回までで2800枚もの画像を
このブログにアップしていた模様です。
そんなに!?ビックリ

その時に使ったのはいわゆる"エコクラフト"と呼ばれるジャンルの流れで、
荷造り用の平打ちの紙テープを細く割いたもの。
本来なら太いままで実寸大のバッグを作るのがエコクラフトなので、
前回作った1/6サイズでも充分すぎるほど細かい作業だったんですよね。
でも今回は、1/12。
荷造り紙テープで編めるようなサイズじゃございません。
以前色々調べてみたところ、
ミニチュアフード作家さんが籠を編むのに使うのはこのような材料のようなのですよ。

これは、ペーパーフラワーを作るときに茎や花びらの芯に使うワイヤー。
の、かなり細いバージョンの物。
多分前回エコクラフト籠を編んでるころに手芸屋さんで見かけ、
たまたま閉店セールかなんかで100円くらいで売ってたやつを
使う当てもなく購入しておいたものだったと記憶しています。
当然当時はそこまで細かい物を作る予定なんてなかったので、
全くもって無駄になっちゃう可能性が極大だったはずなんですけどね。
何で買っちゃったのかなぁ、当時のアタシ。でかした!!

さて、このかなり細い針金で編む籠なんですが、
当然ものすごく小さい物になります。
今回は出来上がりサイズがハッキリしているので、こんなものを用意しました。

牛乳パックをカットして作ったゲージです。
1/12のパン籠ですが、実物から計算すると、大体こんなサイズになるんです。
幅 奥行 高さ
400×310×H55mm → 33×26×4.5mm
この数字はネットショップで見つけた一般的なパン屋さんの籠から採りました。
つまり、幅3cmくらいで奥行きが2.5cmくらいの底を作り、
そこから5mmくらい縁を付けろってことですね。
うわぁ。。。。。

作り方覚えてないので、テキトーに横糸を最初に張ります。
ワイヤー5本を両面テープでゲージに貼り付けておきました。
その横糸を互い違いにくぐらせながら、縦糸を編んでいきます。

なんか、前回クラフトテープでやった時は割とサクサクと
10本もテープを通せば終わってたような気がするんですけど、
さすがにワイヤーは細いので結構な本数使います。
せっせと編みながら、時々メウチなんかでグイグイと目を詰めていきます。

はあはあ。
作業自体は単純なんですが、モノが針金で固いので結構力がいります。
そしてせっかく目を詰めても、いつの間にかまた勝手に
ゆるんじゃったり歪んじゃったりしてくれちゃいます。
あんまり言うことを聞かないので、テキトーなところでグイッと曲げて
無理やり縁の部分を立ち上げてしまいました。

縁を折り曲げたことで型崩れはいったん止まったものの、
今度は縁の処理をどうした物やら見当もつきません。
本当ならこの立ち上がった針金に絡めるように編み込みを入れていくんですが、
本数が多くて密度が高い両サイドを編み込みでまとめていくなんて、
それこそ気が遠くなるようなおハナシ

で、結局こうしました。

改めて取り出した3本のワイヤーで三つ編みを作って、
サイドをくるっと囲むように強力接着剤でがっちりと貼り付け。
三つ編み1本だと立ち上げた細かい針金が目立つので、
更に上から隠すように三つ編みをもう一本追加。
激しく不格好ながら、何とか平たい籠の形になりました。

白いままでも良かったんですが、あちこち飛び出した針金がキチャナイので、
アクリル絵の具で籐籠っぽい色をペタペタと塗っておきます。

できた~~~


あたかもサクサクと作業を進めたみたいに書いておりますが、
実はここまでこぎつけるのに3日ほどかかっております。
底を編むのに2日、フチの三つ編みを貼り付けて色を付けるのに1日。
しかも、完成品は針金バリバリの底は歪みまくりの
とても美しいとは言えない仕上がりになっちゃいました

これは無理かも。
ちょっとこの方法で、もう一度同じものを作れって言われたら
絶対にイヤかも

1/12のパン籠は興味あるもののベスト10に入るグッズなので、
次は先人のお知恵も拝借しながら(つまりネットで調べながら)
もうちょっと楽できれいにできる方法を探ってみたいと思います。
また1年後とかになっちゃうかもですが

そんなわけで今週は頭っからパン籠ばっかりやってたわけなんですが、
それとは別に、ひっそりと新しいお友達が仲間入りしました。

近所のユーズドショップに時間つぶしに立ち寄った時に、
おもちゃ売り場のゴチャゴチャした籠の中から掘り出して来た、
1/12のお人形さんたちです。
左はなんと本家シルバニアファミリー。
シルクキャットというシリーズのお母さん猫らしい。
右のねんどろいどぷちは、申し訳ないことにキャラの名前も番組名もわかりません。
一応調べたんですが、わからずじまいだったんですよね。
仮に「オボンちゃん」と名付けました。
だってですね、この人。

お盆もってるんですよ~~

なんて打って付けなんでしょ♪
ミニチュアフード作る人の前にこんなフィギア持ってきたら、
そりゃ、飛びつくに決まってるじゃないですかねぇ

お盆の上にはなんだかお化けさんみたいなミニっこい物体が乗っかってたんですが、
この子をお迎えした目的のためには、心を鬼にしなければなりませぬ。
心の中で念仏を唱えながらあっさりとカットさせていただきました。

もしもこのキャラを熱愛している方がここをご覧になっていたら、
本当に申し訳ないと思います。
でも当然ながら、作品やキャラを貶める意図はありません。
この子はユーズドショップの見切り品籠の中でわたしに拾われた瞬間に、
オボンちゃんとして新たなお仕事に就くことが決まっちゃったんです。
これからはしっかりと可愛がって行こうと思っております。
で、初仕事。

おお!ジャストフィット

これからも、1/12サイズのフェイクフードを作る時には、
サイズチェックに撮影会に、大活躍してくれることになると思います。
そうだ。
前々から1/12サイズとシルバニアとねんどろいどについて疑問に思ってたので、
仲間が増えた機会に一度サイズの整理をしておきましょうね。

左から「ねんどろいど」「シルバニアファミリー」「ねんどろいどぷち(×2個)」。
こうやって見ると、「ねんどろいど」はデフォルメが過ぎて
頭と胴体のサイズがかなりムチャなことになってますね。
頭が大きいので、食べさせるものも1/12だと小さすぎる感じがします。

その点シルバニアとねんぷちは幼児体形とはいえバランスが取れてるので、
1/12のフェイクフードがぴったりとハマります。

今回作ったパンたちは、それでもちょっと小ぶりだったかな、という印象。
次回は気持ちワンサイズ大き目で作った方が良いかと思います。
やっぱり実物モデルがいると、色々はかどりますね

というところまでで、今週はほぼおしまいでございます。
明日は金曜日なので、新しい作業はやらない予定です。
最近の作業で飛び散った机周りの片づけとか、
作ったパンの仕訳と格納とか。
もし時間がたっぷり取れたら、単発でできる物をちょっとだけって感じですね。
ていうか、マジでお仕事しないとヤバイってばさ。
もしかしたら今週最初で最後のブログになっちゃうかもなので、
いつものご挨拶をしておきますね。
皆さまも、良い週末をお過ごしください。
GWまであとちょっとだから、お仕事も学校もファイト~~
