玄関に植えてあるローズマリーちゃんたちもうれしそう。
このまんま夏になっちゃうんじゃないかと心配でしたが、
どうやらちゃんと梅雨は来るようで、それはそれで一安心ですね

雨は好きじゃありませんが、梅雨にきちんと雨が降らないと、
美味しいお米食べられませんから。
美味しい日本酒もできませんから、それこそ大問題ですわ

さてさて。
ダラダラ続けて298回目のブログです。
すごいぞ~~

昨日の続きで、蚊取り線香器用のオーナメントに使う
石粉粘土の炭火焼お野菜を作るザマス。
昨日、半分にカットしたお茄子の大体の形を作り、
一晩乾燥させておきました。
石粉粘土はものすごく乾くのが早いので、
すでに周りはカッチリと石膏状態に固まっております。
本日はまず、このお茄子の微調整から始めます。
昨日作ったナスの内側、種がミッチリと詰まった状態にしようと思い、
つぶしたストローで種のポチポチを付けておきました。
改めてみると、こんな風になってます。

あらら~。。。
なんかゾンザイというか、平面的というか。
いかにもストローで跡だけ付けてみましたっていう雑さですわぁ

この見た目をちょっとでも自然にするために小細工します。
まずは水を含ませた筆で表面を撫でて、濡れた状態にします。
まんべんなく濡れて柔らかくなったところで、とがったものを使って。。。

チクチクチク
チクチクチクチクチクチク。。。。。
相変わらず非効率的な作業をやっております。
種の形を残して、周りをつつきまわすこと小一時間。

まだちょっと不満は残りますが、最初よりもだいぶ自然な感じになりました。
内側はそれほどガッツリと色を付ける予定もないので、
種の修正はこんなもんでオッケーでしょう。
次、皮側の仕上げいきます。
最初に全体の形を見直して、気に入らないところを削ります。

この辺はもう大胆に、カッターでごーりごり削っちゃいます。
で、削りかすを集めて水を垂らしてよく混ぜると、
ドロドロの泥状粘土ができます。
こういう状態の粘土を、陶器などの焼き物では「どべ」っていうらしいですね。
オーブン粘土やってるときに学んだでございます

さて、このどべをどうするかって言うと。

毛先の短い筆にとって、皮のところどころにペチペチと盛り上げております。
焼けてシワになった感じを強調しようと思いまして。
昨日クッキングシートで叩いて縮緬ジワを付けてみたんですが、
やっぱりちょっとパンチに欠けるっていうか、
地味すぎて目立たなかったって言うか。
なので、デコボコ補強のためのひと手間を加えておきました。
削りかすのどべがなくなったところで、次にヘタを付けます。
少量の粘土をなるたけ薄く延ばし、
シワシワクッキングシートで跡を付けたものを作ります。

ナスの頭の方にペロンとかぶせて、周りを切り落として。。。

ザックリと粘土ベラで筋を付けておきます。

こちらも微調整は乾いてから。
一旦ナスのヘタの原型が出来上がりました。

焼きナスなので、ヘタの先っちょは切り落とした状態にしときました。
べ。。。別に細かい作業ができないからとかじゃないからね

今日のお茄子の修正作業はいったんこれで終わり。
後はヘタの微調整なんかがありますが、それはまた次回。
あんまり一度にガツガツ進めちゃうと、
どうしても近視眼的というか細部ばかり見ちゃうというか、
最終形態がアンバランスなことになりがちなんですよね。
なので、こういう大物に関しては、
何日かに分けて微調整を重ねながら仕上げていくようにしております。
さて。
どうしようかな。
今年のオーナメント、お茄子を作ることしか考えてなくて、
他に何を炭火焼こうかまだ決まっておりません。
石粉粘土はあと半袋ほど残っているので、
その量で作れるものをいくつか作りたいんだけども。
というわけでいつものようにネット検索。
バーベキューのお野菜で作るのが楽しそうなものは。。。。。

あった。
焼き野菜の中でも大人気!
ていうか、自分的に大好きな奴があった!
焼きトウモロコシを作りま~す

トウモロコシも、丸一本と輪切りとでちょっと悩みました。
が、悩むまでもなく、残りの粘土量を考えたら
丸一本は到底無理。
ってことで、トウモロコシの輪切りスタイルにチャレンジです。
まずはトウモロコシの原型づくり。

丸くて平たい形に粘土をまとめて、丸い物を使って跡を付けたとこです。
トウモロコシの作り方ですが、これも結構悩みました。
1粒づつ粒を作って貼りつけるか、
それとも大まかに形を作っちゃってから削り出していくか。
しかし、石粉粘土を捏ねまわしてみたら、そもそもそんな悩みは吹っ飛んだ。
だって、石粉粘土で一粒づつのトウモロコシ粒を作るなんて、
いったいどんな罰ゲームだよ!ってくらい無理でした。
これが樹脂粘土だったら、迷わず粒を作って貼りつけると思います。
その方が断然リアルできれいにできそうな気がするし。
でも石粉粘土って、ヒビができやすすぎるんですよね。
トウモロコシ粒程度のサイズでも、丸めてつぶしてるとヒビが入ります。
それを何十粒も同じ大きさで、しかもきれいに作るなんて、
絶対にムリムリムリ~~~

さて、気を取り直してトウモロコシ作りの続きです。
最初に付けた丸い跡を目安にして、切り口の形を作ります。
芯の部分、筋の部分、そして粒々の部分。
ネット画像で見ると、トウモロコシの断面ってけっこう複雑。
まず芯と粒の間になる部分に、放射線状に筋を付けておきます。

この筋の間を、先っぽをペンチでつぶした竹串でつついていきます。

これが、粒(種)と芯をつなぐ筋状の繊維の部分。
両面とも同じように、筋を浮かびあがらせる様に処理しておきました。
続いて、いよいよトウモロコシの粒々を作ります。
まずは大体のラインに切り込みを入れて置いて。


ほら~~。
たったこれだけの作業で、表面がものすごい地割れになっちゃいました。

多少乾燥が始まってるとはいえ、粘土ベラで押し込んだだけで、
その周りが引っ張られてジャンジャンひびが入ってしまうんです。
キビシー

このままではプックリツヤツヤなトウモロコシにならないので、
次の作業の前にこのヒビを何とかふさいでしまわねばなりませぬ。
水をたっぷり付けた筆で表面を撫でくり回します。

あまりにもぱっくりと割れてしまったところは、
筆の弱い力ではどうにもなりません。
ヘラ(っぽい物)を使って強制的にヒビを埋めておきます。

使ってるのは、金属製の「耳かき」です

この耳かき、オーブン陶器づくりの時に100均で買って来たもの。
パパさんもわたしも耳を掻くのは竹製の耳かきがお気に入りなんですが、
形状がなんとなく粘土細工にも向いてそうな気がして買ってあったんですよね。
まさかトウモロコシで役に立とうとは思ってませんでしたけど

筆と耳かきを駆使してあらかたヒビを埋め終わり、
粒と粒の間をくっきりさせるために、
先細のデザインカッターで切れ目を強調するところまで進めました。

トウモロコシ作業も、今日はここまでで終了です。
石粉粘土で細工をするときって、
柔らかいうちでないと出来ないことと、
乾燥してから削り出して作らなきゃならない部分とに分かれるんです。
例えば深い筋を付けておく、なんて作業は、表面乾いちゃうときれいにできません。
逆に、粒を削って丸みを出したりつやを出したりみたいな細かい作業は、
柔らかくてグニャッとした状態だと歪んじゃって難しい。
この辺のコツを掴むのに、結構色々試行錯誤しました。
。。。って言っても、ポメラニアンから数えてもまだ数個だけども

トウモロコシも、お茄子と並べて乾燥棚へ。
表面が乾いたらいよいよ山場!
粒々を作る作業に取り掛かろうと思います。
今から言っちゃうけど、キッツイだろうな~~

細かいし目立つところだし。
まあ、時間を見つけてコツコツと少しづつ進めてまいりましょう。
気付けば机のまわりが、石粉粘土の粉で真っ白

明日は金曜日だから大掃除したいんだけど、
どうせまたすぐ汚しちゃうしなぁ。
早く仕上げてはやく掃除したいのは山々なれど、
片付くのは週明けっすかね

もし時間があれば、明日のうちにトウモロコシの細かいとこも仕上げちゃって、
夕方にでも掃除機掛けられればラッキーかな。
これで石粉粘土の残りは、あと1/4袋。
保存しとくとどんどん乾いちゃうので、もう一つ何か作らないとなんですが、
今んとこまったくネタが思いつきません。。。

む~~~。。。何作ればいいかな~~。。。
炭火焼に悩みつつ、本日はこれにて閉店。
まずは目先のトウモロコシの粒々をどうやって作ろうか、
次回は紆余曲折回の予定です。
明日も雨降り予報。
金曜日の雨はなんだかブルーですが、
週末の上天気予報を楽しみにあと1日乗り切りましょう♪
それではまた次回。
おやすみなさ~い
