粘土はほっておくと固くなるなんてサルでも分かる事実に翻弄されております。
今日も今日とて"翻弄されちゃった日記"始まり始まり~

昨日はパッサパサのスポンジになっちゃった軽量粘土のマーメイドパフィーで
型抜きクッキーを作るところまでやりました。
クッキーを乾燥させている間に、小さい方のリースに飾り付ける
キャンディーやチョコなんかの小物スイーツを作ろうと思います。
ザラザラして軽いフェイクフードは軽量粘土や紙粘土を使いますが、
チョコみたいな密度が高くてツルンとした食べ物は樹脂粘土を使います。
樹脂粘土もいくつも開封済みなのがあるんですが、
二日続けてお高い粘土、モデナさんとかグレイスさんが再起不能になってるの見ちゃったりしたら、
もはや立ち直る自信がございません。
なのでまだダメージが少ない奴ら、ダイソーさんの樹脂粘土から
使ってみようと思います。
ダイソーさんの樹脂粘土は、以前お仕事でハンドメイド専科さんの記事を書くために
大量に(と言っても各色1個づつだけど)在庫を抱えておりました。
引き出しの奥底から引っ張り出してみましたが、
けっこう封を切っちゃってるのもあったりして、早くも挫折の予感


実際にはこれ以外にブラックとブルーの開封済みが出てきましたが、
持った瞬間に「あ、これはプラスチックや」というカチンカチンの手触りだったんで、
見なかったことにしてそのままゴミ袋にポイしちゃいました。
ここに写ってるやつも、袋の上から揉んでみるとやっぱり固いです。
粘土というよりもビニールのオモチャ揉んでるみたいな手応え。
しかしですよ。
他の色はともかくとして、茶色だけはどうあっても復活していただかねばならんのです。
だってチョコの色を白い粘土から作るのって、めっちゃ大変なんだもん。
というわけで、固まりかけた樹脂粘土の復活大作戦を決行します

樹脂粘土を柔らかくするには、二つの方法があります。
1.水を足してよく練る
2.温める
ほとんどの樹脂粘土は、水を加えて丹念に揉んでれば
ある程度の柔らかさまで復帰可能です。
ただし、中には水を加えてもまったく柔らかくならないどころか、
むしろまとまりがなくなって劣化しちゃう種類のやつもあるんですよね。
そして、ダイソーの樹脂粘土は絶対に水を足しちゃいけない樹脂粘土なのです

なんていうか、ますます固くなって変な白い部分が出来ちゃうっていうか?
そんなわけで、絶対に使いたい茶色を復活させるべく、
熱湯風呂大作戦を敢行することにいたしました。

ボウルに入ってるのは、ストーブの上で沸騰してたチンチンの熱湯。
パッケージから出してジップロックに直接放り込んだ粘土を、
熱湯で湯煎しているところです。
柔らかくな~れ。。。ちょっとでも、せめて捏ねられる程度に柔らかくな~れ。。。
アッチッチな状態で取り出して、間髪入れずに全身全霊を込めて練り倒したのがコチラ。

う~ん。。。
やっぱり粘り気は戻ってきませんね。
本来ダイソーの樹脂粘土は、引っ張るとミョーンと伸びるくらい粘り気があります。
が、一度固くなっちゃった奴は、あっためてから揉んでもボソボソのままでした。
とは言え手でもめる程度の柔らかさは取り戻したので、
今回はもう、これで進めちゃいましょう。
今回チョコやキャンディーを作るために、型をいくつか用意しました。

100均のシリコンカップ、パジコさんのレジン用のモールド(型)、
左の黄色いのは元々本物のチョコが入ってたパッケージを取っといたやつです。
かなりコロンと可愛いハート型だったので、いつかフェイクチョコ作ろうと仕舞っておいたもの。
この中で、柔らかすぎるシリコンカップは粘土が固すぎるので却下。
レジン用モールドはキャンディーに使いたいので、今回は後回し。
廃物利用のチョコパッケージを使って、ボロボロ樹脂粘土の型を取ってみます。

ぐぬぬ~~

何とか詰め込み終わりました。
粘土がボソボソなんで、量を計るとか到底ムリ。
目分量でやったので、大きさまちまちです。
しかも滑らかさのかけらもないデコボコっぷりで、ぜっんぜん美味しそうじゃない

しかしまあ、表側さえ形になっちゃえば構わんのです。
リースに貼りつける裏側なんてどうせ見えないんだし。
正直、表側がきれいにツルンとできてる可能性もかな~り低いんですがね

さて、力いっぱい手指を使ってチョコ粘土を捏ねて捏ねて押し込んだので、
気分的にはかなりやり切った感があります。
って、まだチョコレート4個しか作れてないじゃん

というわけで次。
キャンディーを作ろうと思います。
クリスマス時期にしか見かけないアレ、ステッキ型の棒キャンディーにトライ。
何とか奇跡的にほぼ購入時の柔らかさを保っていた、ダイソー樹脂粘土の白を使います。
こちらも超久しぶり、水性ペンでペチペチと着色。
あ~ん。。。楽しい。
やっぱ粘土はこう、フニャっと柔らかくてモッチリ伸びないとね~


着色したピンクの粘土と、そのままの白粘土、
2色の粘土を同じ太さの棒状にコロコロと延ばしました。

2本をまとめて丁寧に丁寧に巻き付けていきます。

長年(っつーほどでもない)の経験から、2つの棒状粘土をねじる時には
余り距離を離さずに指先をくっつける勢いで少しづつ巻くのがポイント。
ちょっとでも間が空くと、すぐにバランスが崩れて均一じゃなくなっちゃうんですよね。
巻き終わったシマシマスティックはそのままでも充分可愛いんですが、
今回はキャンディーなのでさらに滑らかな棒状になるように表面をならします。
粘土潰し用のプレッサーを乗せて、力を入れないようにコロコロと転がして。。

先っぽに丸みをつけるために、ちょうど良い太さの物に軽く当ててクセをつけます。

棒キャンディーはこれで完成。
型崩れしないように、ソーっと乾燥場所へ移動しときました。
これでチョコとキャンディーの2品。
まだちょっと品数不足なんですが、ここで残り時間が少なくなってきちゃいました。
丁度ピンクの粘土が残ったので、これ使ってマカロン作っちゃおう。
オイル塗った計量スプーンで丸く型を取って。

チマチマチマチマ
チマチマチマチマ

これも久しぶりの作業ですが、もんのすごく楽しい

やっぱ、こういうネチネチと細かくて単調な作業は癒されますわ~~
あんまり楽しかったので、ハンパに残ってた白粘土を黄緑色に着色して、
もう一個マカロンを作っておきました。

え?マカロンは2個一組でしょ。
片っぽしかなくていいのかって?
いいんですって。
リースに貼っちゃうんだから、上から見たときにマカロンに見えれば充分。
どうせ誰も横からなんか見ないから、下半分がなくったってバレやしませんって

結局本日作れたのは、これだけでした。

ピンク粘土の余りをチョコ型に押し込んで、イチゴチョコも2個だけ作りました。
この子たちは樹脂粘土なので乾燥に4~5日かかるとして、後は放っておくだけでOK。
次は小型リース用に、レジンを使った透明キャンディーを作ろうかと思います。
クッキーも乾いたら着色しないとな。
忙しい忙しい

やっぱり、粘土遊びは楽しいですね。
3ヶ月もほったらかしにしといてナンですけども、捏ねてるとほんとに癒されますわ~

次に何作ろうか、久々にワクワクしております。
クリスマスまであと2週間。
果たしてリースは間に合うんでしょうか。
夏休みの宿題は8月31日までに、クリスマス飾りは12月15日までに

追い詰められつつあるナマケモノの戦いは、まだまだ続きます

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